煙草が不味くなれば禁煙できる!

日本人の喫煙率は年々下がってきているそうです。
やはり健康は第一ですからね。
しかし、禁煙したくてもなかなかできない人たちがまだ大勢いるのも事実です。
止めたくても止められないのは、ニコチン中毒になってしまっているからです。
一昔前の禁煙方法は、まず煙草の恐ろしさを知り、癌になるかもしれないという恐怖心を植え付けることから始めました。
煙草の煙を吸った人の真っ黒になった灰を写真で見せ、このままでいけば癌になるかもしれませんよと、恐怖心を受け付けるわけです。
たいていの場合、その恐怖から逃れようと必死になります。
これが禁煙の原動力につながっていくわけです。
その後の禁煙方法には、根性や意志力によって煙草を克服していくというパターンが多かったと思います。
意志力の強い人はこのような方法で禁煙を成功させましたが、それほど強い意志力を持ち合わせていない人は、すぐに挫折してしまいました。
しかし、最近の禁煙方法は様々な科学的な手法を使って取り組むことが多くなっています。
その中でもユニークなのはチャンピックスという薬を使った禁煙方法です。
あまり聞きなれない名前の薬ですが、このチャンピックスというのは、ニコチンの禁断症状を緩和することができる禁煙補助薬なのです。
ニコチンガムやニコチンパッドのように煙草以外からニコチンを体内に取り入れ、徐々にニコチンの量を減らしていくというニコチン置換療法に比べて、チャンピックスを使った禁煙は、ニコチンを一切取り入れないので、その分効果が早いというメリットがあります。
含有されている成分はバレニクリン酒石酸塩と呼ばれるものです。
これを体内に吸収することによって、脳内にあるニコチン受容体と呼ばれる部分に刺激が与えられます。
すると、少量のドーパミンが分泌され、ニコチンへの欲求が弱まります。
さらに、このバレニクリン酒石酸塩によって、煙草を吸ってもニコチンの吸収がブロックされ、煙草が不味く感じるようになるのです。
ここが従来の禁煙グッズにはなかったものです。
美味しいから煙草を吸うのであって、不味くなったら誰も吸いたいとは思わないでしょう。
チャンピックスはアメリカで2006年に承認され、日本国内でも2008年に承認されて安全性が確かめられています。
気になるのはお値段だと思いますが、海外医薬品の輸入サイトである、くすりエクスプレスでは、ひと箱25錠~28錠でおよそ9500円前後です。
1日分に換算すると、およそ40本のタバコをひと箱吸うのとほぼ同じお値段になります。
そう考えると決して高くはないですよね。
そして、ニコチン依存が徐々に消えていったらもう服用しなくても良くなります。
その代わりに、ご飯がおいしく感じられたり、体が軽く感じられたりなど、良い効果が生まれてくるので、禁煙が楽しくなってきます。
チャンピックスはもう絶対に煙草を吸わないと誓うのではなく、今日は吸わないようにしようくらいの気持ちでも大丈夫なので、意志力は弱いと思っている方にはオススメですよ。

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